Kitaraに行ったよ
2022年4月半ば、札響(札幌交響楽団)の演奏会を聴きに行きました。
Dr.Tはクラッシック音楽好きでもあります。
中途半端にかじっているだけで全然詳しくありませんが。

久しぶりに中島公園に足を踏み入れます。
この日はJRや地下鉄を利用せず、車で札幌にいってきました。
中島公園駅近くの駐車場を利用し、ここまでは感染リスクはゼロかな?

公園の中は、ようやく雪が消えたところで、木々や芝の緑は少なめでした。

さて、案内表示をみるとKitaraの文字が。
じつはKitaraは今回初見参なのです。
かつては厚生年金会館や教育文化会館などがクラシックのコンサートの定番の会場でした。
何十年もたつと、状況が変わったようです。

途中、豊平館がありました。
青と白の上品な色彩が目に優しい。

観光客は大通り公園に行くのでしょうけど、中島公園は市民の憩いの場という感じです。

今日の演目は、三大ピアノ協奏曲。
ベートーベンにチャイコフスキーにラフマニノフ。
なかなかに重厚です。

ちなみに、Kitaraの外観。

なかは、こんな感じ。
オープンから25周年とのことですが、本当にきれいなホールです。
演目紹介&感想
演奏会はとても感動的でした。
コンサートの演目は3曲ともピアノ協奏曲。
1曲目は、
ベートーベン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
有名な曲です。
久々に聞く生のオーケストラに第一楽章から圧倒されました。
ピアノの華麗な旋律と重厚な弦楽器の掛け合い。
雑念が消え去り、何も考えずに音楽の響く空間に酔いしれました。
2曲目は、
チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番
これも超有名。
クラッシック音楽を聴いている!という心地よい実感が体を包みます。
それにしてもピアニストの清水和音さんの切れ味のよいタッチには驚愕です。
さすが国内トップレベルの演奏家。
譜面も置かず、これだけのボリュームのある3曲のピアノ協奏曲をよどみなく演奏しておられました。
3曲目は
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
これも、超々有名です。
でも、生で聞くラフマニノフはすごかったです。
悲しみを帯びたピアノの調べに続き、オケの最初の和音が奏でられた瞬間、魂ごと別の宇宙に連れ去られたかのような圧倒的な衝撃を感じました。
わけも分からず感動してしまい、涙腺が緩むのを感じました。
心が洗われるような2時間でした。
最後に清水さんがアンコールでピアノの小曲を弾いてくださりましたが、なんという曲だったのだろう?
ここちよい余韻にひたりながらホールを後にしました。