趣味と日常

帯広旅行2日目【帯広美術館 大蝦夷農業高校って?】

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帯広2日目

帯広2日目、実家を訪問しました。

「実家」と言ってもドクターTが子供のころを過ごした家ではなく、両親がいま住んでいる家です。

子どもが独立した後、両親は2人暮らしにちょうどいい小さめの家に引っ越しました。

以来20数年、両親とも健在ですが年齢とともに不自由なことも増えているようです。

それでも自宅で生活を続けてくれていることを息子としてありがたく感じます。

久々に仕事のこと、健康状態、普段の生活ぶりなど、いろいろ話すことができました。

 

緑ヶ丘公園

実家訪問のあと、緑ヶ丘公園を散策しました。

ここには400メートルの長~いベンチがあります。

作られた当時は世界最長だったそうです。

このベンチのある広場(グリーンパーク)は芝生が広がる広大な広場です。

すこし寒い晩秋の昼下り。

一組の親子がサッカーボールを蹴りあっている以外は、あまり人がいませんでした。

 

帯広児童会館

緑ヶ丘公園は帯広市の南側にある広大な公園です。
美術館や動物園などいろいろな施設が集まっています。
400メートルベンチを後にして散策を続けると、彫刻が並ぶ小径に行きつきました。

 

さらに少し進むと、帯広児童会館。
小学校のころの宿泊研修や遠足で何度もお世話になった施設です。
当時はここの科学展示室やプラネタリウムを見るのが大好きでした。
40年以上前に利用した施設がいまだに現役で活躍しているのを見ると、なんだか勇気づけられます。

 

天文台も併設されています。
秋空にアイボリーホワイトの塔がきれいにそびえてます。

 

帯広美術館

児童会館の向かいに道立帯広美術館があります。

 

入り口前にはこんな像が

館内では「銀の匙展」が開催中でした。

荒川弘の代表作「銀の匙 Silver Spoon」を紹介する展示とのことです。

代表作はハガレンではないのか…?

 

喫茶コーナーで「農高ジャム添えアイスクリーム」をいただきました。

「銀の匙」の大蝦夷農業高校のモデルが帯広農業高校だそうです。

ちなみに農高はわたしの母の出身校でもあります。

 

日高山脈の向こう

1泊2日の帯広滞在を終えて帰路につきました。

列車の窓から日高山脈が見えます。

幼いころは日高の山々を遠く眺めながら、

「あの山の向こうにはどんな世界があるのだろう?」

と思いながら過ごしていました。

広い十勝平野のどこからでも見える日高の山並みは、わたしの心象風景そのものです。

いまは「山の向こう」にわたしの日常があります。

若かりし頃に抱いていた憧憬や希望を自分はかなえることが出来たのだろうか?

ふと内省的になりながら列車に揺られるのでした…。